てくてく日記

鉄道と旅行が好きな人のブログ。たまに飛行機。

【0泊4日】青春18きっぷで行く 日本縦断の旅③~お財布失くしてサバイバル編~

みなさんこんにちは!

今回は2019年夏に行った18きっぷで日本縦断の旅の様子を綴っています。情報はその当時のものですから、最新情報は各自で確かめてくださいね。

 

 

1.財布失くした

 

少しだけ前回までの話を振り返る。

宇都宮から直通の沼津行きに乗る

真夜中に沼津着いた

駅前のネカフェに泊まろうとしたら財布がないことに気づいた

通ってきた道と車内を探したけどない

18きっぷは無事。その他現金・クレカ・電子マネー全滅

\(^o^)/

 

 というところからスタート。とりあえず脳内作戦会議をする。

Q:今夜の宿は?

A:夏だし野宿!その辺にもいっぱい人が転がってるからヨシ!

 

Q:旅はこれからどうするのか?

A:最後に財布を使ったのは宇都宮駅なので、そこにないとも限らない。しかしある保証もない。一先ずは予定通り西へ向かい、途中でJR東日本に問合せをしながら考えることにする。当初の予定の長崎県に行けば親族がいるのでお金は何とかなる。

 

Q:ご飯とかどうする?

A:幸い手持ちのiphoneには失くした楽天カードと紐づいた楽天ペイが入っている。楽天カード以外は利用停止手続きをし、楽天カードだけは生命線としてとっておくことにする。楽天ペイが使えるコンビニやファーストフード等でしのぐことにする。

 

このような方針が大体定まった。あとは朝まで暇なので淡々と事務手続きを進める。まずはクレジットカードを楽天以外全部止め、近くの交番から遺失届を提出した。

駅前には楽天ペイが使えるローソンがあるのでそこで腹ごしらえをする。

また、youtubeに上げるように動画も撮っていたので一応ビデオをじっくり見返してみる。まぁ、何も映ってはいなかったが…。

沼津駅はなぜか一晩中人の気配が絶えないし、ムーンライトながらが走っている関係なのかシャッターも下りずずっと明るいので、駅前で夜明かししても特に問題なさそうである。

 

 

2.再出発

 

 

朝になりました。このペラッペラな18きっぷ1枚が命綱とはなんとも心許ないですが仕方ありません。始発列車で西を目指します。

今日の目的地は九州の小倉です。小倉ならおそらく夜明かしするにも事足りるだろうという理由です。

さて、沼津で野宿とは言いましたが、結局寝ていなかったため車内では終始寝ていました。岡山くらいまでほとんど記憶がないです。

岡山からは客がいっぱいいたため座れなかったような気がします。

チンタラチンタラ進んでいくとそのうち海が見えてきました。この旅でこんなに青い海を見たのは初めてだったのでちょっとほっこりしました。

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▲多分尾道あたりの海

 

3.恥を忍んで

 

 さて、財布を無くしてから2度目の夜が訪れました。

そろそろスマホのの充電が危ういです。手持ちの金目のものがスマホに入っている楽天ペイしかない今の私にとって、充電切れ=死です。なんとしても充電しなければなりません。乗り継ぎの時間的に新山口で駅の外に出る時間を確保できそうですが、新山口に充電できるスポットがあるんだろうか…。

 

Google Mapによれば、近くにマックがあるようです。しかし、マックは楽天ペイは使えないですし、どうしたら…。

しかし、よく考えたらマックは楽天ポイントは使えるのです。そして手持ちのiphoneに入っている楽天ペイアプリには失くした楽天カードと紐づけされている楽天ポイントカードも組み込まれています。そしてポイントが100円分くらいあります。

そうだ、ポイントを使ってハンバーガーを1個注文すれば充電できるゾ!!

 

こうして、恥を忍んで「全部ポイントで払います」と言ってハンバーガーを買うことによりiphoneを充電でき、さらにモバイルバッテリーもフル充電できたため、当面電池切れの心配もなさそうです。ありがとう、マックと楽天

 

4.九州上陸

 

 

そんなこんなであとは順当に乗り継いで小倉に到着です。

小倉も一晩中明るいしその辺に生きてるのか死んでるのかわからないような人が転がっているので 夜明かししていても別に怪しくありません。

ただ、駅前のマックとかは夜中はメンテナンスとか言って閉まってたので新山口で充電しておいて正解でした。

私はそこそこ旅をしていますが、その中で得た知見の一つに

『できることはできるうちにやれ』

というのがあります。特に海外とかではトイレなんかも好きな時にできなかったりするので、今回はその教訓が生きたというところでしょうか。

 

今回も道中ずっと意識を失っていたので風景の描写とか殆どなかったですね。すみません…。

次回、最終回です…。おたのちみに…。

 

…と思っていたのですが、別記事を上げるのが面倒になってきたためここで最後まで書いてしまいます。

 

小倉でとりあえず一晩明かした後、始発で鳥栖まで行き、早岐に行きました。

早岐から佐世保までは特急みどり号に乗りました。この区間は特例で18きっぷでも自由席なら乗れちゃう乗りトク区間なのです。

かくしてJR最西端兼最西端のみどりの窓口設置駅兼最西端の特急停車駅である佐世保駅に到着しました。ちゃんちゃん♪

この後親戚から無事お金借りられました。そしてJR東海にお問い合わせメールを送りまくっていたらある日沼津駅で私の財布に入れていたクレジットカードだけが発見されました。というわけで、スられたのかネコババされたのか定かではありませんが、私のお財布が返ってくることはありませんでした…。みんなも気をつけてね!おしまい…。

 

 

【今日の小ネタ】

 

小倉駅はモノレールが駅舎に垂直にぶっ刺さっている珍しい構造だよ~!じゃあね~~!!

【0泊4日】青春18きっぷで行く 日本縦断の旅②~東日本縦断編~

みなさんこんにちは!

今回は2019年夏に行った18きっぷで日本縦断の旅の様子を綴っています。情報はその当時のものですから、最新情報は各自で確かめてくださいね。

 

 

1.青森に着いた

 

 

青森港には午前3:20に到着。こんな時間に着いてどうするのか…。

ここから新青森駅までは徒歩でおよそ40分。奥羽本線の始発列車が5:46発ですから、余裕時分が1時間40分程あります。この間に現代の旅で欠かせないスマホの充電をしにマックに行きました。

 

充電満タンにして新青森駅へ。ここからは奥羽本線を上って

新青森弘前→秋田→横手→北上→東北本線

と進んでいきます。東北本線の青森-盛岡間は第三セクター化しているので18きっぷは使えません。そのため遠回りですが秋田を経由します。

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▲ここからはじまる701系地獄

 

2.ロングシート消化試合開始

 

 

昨日フェリーで雑魚寝ですからゆっくり寝られていないこともあり、車内ではほとんど寝ていました…。

お盆と重なっていることもあって、秋田からは多くのお客さんがスーツケースなど持って乗ってきました。

近くに座った人たちが何やら話しています。インバウンドのお客さんなのか何言ってるかわかりません。まぁ最近多いしな…と思ったらよくよく聞いてたら秋田弁でした (笑)

私は東北とは縁遠い生活をしているので、『東北弁をしゃべる人って実在するんだ…(驚)』と純粋にびっくりしておりました。

 

さて、これから通る秋田-大曲間といえばかの有名な電車でGO!でおなじみの区間です。私も楽しみにしていたのですが、この時点でぐったりしてしまいほとんど楽しむ余裕はなかったです…。また、ゲームだとあっという間に走破してしまいますが、実際はかなり長いです…。

 

横手からは北上線で横断して東北本線の北上に向かいます。

日本海側から太平洋側に抜けるルートはいくつか考えられるのですが、おそらく北上線経由が最も簡単です。

秋田新幹線が通っている田沢湖線経由の方が早いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、こちらは普通列車の本数が極端に少ないため18きっぱーにとっては難易度が高いです。

一方北上線は、所要時間が比較的短い上に普通列車の本数も多いので使い勝手が良いです。実際、多くの18きっぱー(と思われる人々)が乗っていました。

 

北上線でも終始ぐったりしたまま北上に着きました。ここからはずーーーーっと東北本線を上るわけですが、特筆するべきことはとくになくひたすらロングシート車を乗り継ぎしまくる消化試合でした。ずっとぐったりしてました。

18きっぱーって東北線とか東海道線をけっこう蔑ろにする傾向がある気がしますが、本当に何もなくてつまらないです。私の感受性が低いからかもしれませんが…。

 

3.ロングラン普通列車 宇都宮発沼津行き

 

 近年では運行の効率化などのため長距離列車は減少傾向にあります。そんな中でも東北本線東海道線をまたがって走るロングラン列車が存在します。今回はその中の一つである、宇都宮発沼津行きに乗りました。乗車時間はおよそ4時間ほどです。(ちなみにこの辺での最長列車は熱海-黒磯間を走り通すやつらしいです。)

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▲沼津行きの表示

途中で上野東京ラインを通りましたが、あそこは高架がかなり高いので眺めがとてもよかったですね。

都会を走り抜け、熱海からはJR東海管内に入ります。

長かった一日もようやく終わり、日付が変わる頃に沼津到着。 

 

4.大事件発生

 

沼津ではとりあえず駅前のネカフェにでも泊まろうと思っていました。

ところがどっこい!

店の前でケツポッケに入れていたお財布を取り出そうとしたら…

ない…ない…ない!!!

いやいや、よく思い返してみるんだ…。別の場所にしまったのさ。きっとそうさ…。

ないいいいいいいいい!!!!!

そんなバナナ。とりあえず今来た道をキョロキョロしながら沼津駅に戻ってみるが…ない…。

改札にはまだ駅員氏がいたので事情を話し、一応車内捜索もしてもらいつつ、一旦ホーム探しに行きたいと言って了承を得て入場。しかし、ない…。

改札に戻ったら、車内には見当たらないとのことで…。

これはマズい…。18きっぷは幸い別のポケットにしまっていたため無事であるが、現金・クレジットカード・電子マネー全てどこかへ逝ってしまった…。

 

ここから、本来予定にはなかった究極のサバイバル旅行が幕を開けるのであった…。

つづく

 

 

 

 

【今日の小ネタ】

 

忘れ物が遠くの駅で見つかった場合、JRなら託送依頼(着払いで郵送)ができるよ~!じゃあね~~!!

【0泊4日】青春18きっぷで行く 日本縦断の旅①~北海道脱出編~

みなさんこんにちは!

今回は2019年夏に行った18きっぷで日本縦断の旅の様子を綴ろうと思います。情報はその当時のものですから、最新情報は各自で確かめてくださいね。

 

 

1.旅のあらすじ

当初この旅では、ネカフェなどに寝泊まりしようと思っていました。しかし、ある事件のために野宿を余儀なくされ、結果的に0泊4日の過酷な旅になってしましました…。

関係ないですが、私は4日有給を取ってニューヨークに0泊4日弾丸旅行したこともありますので興味のある方はそちらもよろしく!

 

今回は北海道の札幌駅から長崎県佐世保駅まで向かいます。ちなみに、佐世保駅は影が薄いですが地味にJR最西端の駅です。

ルートは

札幌-千歳線-函館-青函フェリー-新青森-奥羽線-北上線-東北線-東海道線-山陽線-鹿児島線-長崎線-佐世保線-佐世保

という感じの比較的オーソドックスなものです。普通の人から見てイレギュラー感があるのは青函フェリー北上線くらいでしょうか。とは言え歴戦の18きっぱーにとっては珍しくもなんともないと思いますが。なお、今回の旅の方針はできるだけ金をかけず早く到達することを目指しています。なので、途中でフェリーを使ったり特急を使ったりすることもあります。

 

また、今回は未使用の18きっぷを金券ショップで購入しました。確か駅で買うよりも500円くらい安く買えました。旅行会社が販売ノルマとかの関係で金券ショップに安く卸しているから駅よりも値段が安いそうです。真偽は不明ですが…。発行箇所は近所の旅行代理店になっていたので、おそらくそういうことなんだろうとは思いますが…。

 

2.快速エアポート

 

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▲733系快速エアポート

まず最初に乗るのはJR北海道の看板列車である快速「エアポート」。いつも混んでいるこの列車ですが、18きっぷの旅は体力勝負であるため、いかに席を取り長く座るかというのが明暗を分けます。指定席連結列車ですので指定料金を払えば18きっぷでも座れますが、そこはケチってこその18きっぱー。自由席で勝負しましょう。

 

2019年時点ではデータイムで札幌駅発が毎時4本あります。そのうちの2本は札幌駅始発ですのでそれを狙うと座れる可能性が高いです。もし乗る列車が小樽始発の場合でも、先頭の1号車で並んでいれば座れる可能性が高いです。札幌駅ではほとんど(95%くらい)の人が降りるうえ、1号車はエスカレータから最も離れているので競争率が低いからです。

 

3.JR北海道普通列車は接続が悪い

 

多くの18きっぱーの悩みのタネは地方に見られる特急誘導のダイヤかと思います。時刻表を見ていると、「乗り継げないようにわざと時間ずらしてるだろ!」と叫びたくなる絶妙に接続しない列車が多数。

 

特に札幌から函館に抜ける際にボトルネックになっているのは東室蘭-森間で、ここを抜けられるチャンスは1日2回しかありません。旅行計画を立てるときは時刻表と睨めっこしながら「豊浦行きはなぜもうちょっと頑張って長万部まで行かないんだ!」と独り言を幾度となく言いました。

 

で、その辺のつじつまを合わせるために南千歳-苫小牧間で特急ワープをしました。もちろん乗車券と自由席特急券は別途購入する必要がありますが、ここは惜しむところではありません。おかげでその日のうちに函館まで着くことができました。

 

4.青函フェリーVS津軽海峡フェリーVSオプション券

 

津軽海峡を越える航空機以外の方法は一般的には3つ考えられます。その中でも最もコスパが良いと考えられるのが青函フェリーだと思われます。今回はそれを選択しました。主なアドバンテージは値段の安さと夜行便があることですね。特に夜行便に乗ればその日の宿代が浮くのでかなり節約効果が高いです。本当は鉄道で海峡越えしたいのですが、これまた接続が悪いため簡単にはできません。

 

さて、青函フェリー乗り場は五稜郭駅から歩いて確か30分くらいのところにあります。津軽海峡フェリーとはのりばが違うらしいので間違わないように気をつけましょう。

 

当日はお盆近かったので五稜郭駅に着いてすぐに電話で予約を入れておきました。これが功を奏し、ターミナルに着いた頃には飛び込みでは乗れないほど混んできていましたが私は乗船券を入手できました。

 

乗船後は雑魚寝部屋が早々に埋まりそうだったので半ば強引に体をねじ込んで場所を確保しました。その途端に今度は私の隣に体がねじ込まれるという壮絶な状況でした…。みんなそうやってなんとか寝床を確保していたようです。まぁ、あとは寝てる間に青森につきます。次回は青森港からのお話にいたしましょう。

 

 

 

【今日の小ネタ】

エアポートの号数は、上2桁が空港駅or札幌駅の発車時刻を表しているよ!

例えば空港行きは札幌駅発車時刻が10時台の1本目から順に100号、102号、104号、106号、札幌or小樽行きは空港発車時刻10時台の1本目から順に101号、103号、105号、107号になるよ~!じゃあね~~!!

【SFC修行2020】そのSFCカード、本当に使いますか?-ANA上級会員になるべき?-

 

 みなさんこんにちは!今回は、今年のSFC修行を検討している方向けに、解脱した後のことを考えたいと思います。

 

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▲憧れのスーパーフライヤーズカード

 

 SFC修行を考えている方は飛行機を頻繁には使わない方が多いと思います。しかし、みなさんはそれぞれ思うところあってSFC修行をしてみたい!と思っておられるのでしょう。普段飛行機を使わない人が50000PP貯めるには普段使っている趣味のお金の多くを修行につぎ込むことになると思います。それは果たして正しいことなのか、実行に移す前に冷静になって少し考えてみましょう。

 

1. SFCを持つことのデメリット

 デメリットはおそらく年会費がかかるということ一点でしょう。年会費が痛くもかゆくもないというのであればこの先を読まずに今日からでも修行を開始すればいいと思います。

 但し、SFCの制度が改悪されるリスクは考えておく必要があると思います。現状では年会費さえ払えば上級会員と同等の待遇ですが、これから先SFCホルダーが増えるにつれてサービスの維持が難しくなるという可能性は十分にあります。SFCを取得すれば一生安泰かどうかはわかりません。

 

2. SFCを持つことのメリット

 コールセンターに繋がりやすいとか優先搭乗ができる、ラウンジが使える、選択できる座席が増える、アップグレードポイントがもらえるあたりが日常使用で感じられるメリットでしょうか。その他にもさまざまありますが、この記事を見ているということはみなさんは既にある程度勉強なさってもう最終判断の段階だと思いますのでここでは深く触れません。

 

3. 私がSFC解脱したその後

 私はSFC解脱をした後ほとんどANAは使わず、LCCばかり使っています。趣味のお金を修行に全振りしたせいで手元に現金がほとんど残らなかったからです。また、解脱まではハピタスやソラチカなどを使って陸マイラー活動をしていましたが、解脱後はポイントサイトのポイントは現金に交換しています。

 

 しかし、私はSFC修行をしたことを後悔していません。

 何より良かったのは、SFC修行を通して飛行機に乗り慣れることができたことです。修行前の私は鉄道旅行一筋だったのですが、1年間飛行機に乗りまくったことで飛行機に乗る際の慣習、運賃やマイルのルール、お得な乗り方、イレギュラー時の対応など、この先の旅行に役に立つ体験をたくさんできました。SFCを入手したことは確かに嬉しいですが、なにより修行を通して得た経験こそ価値があったと思います。

 

4. SFC修行では普通ではない体験もたくさんできました

 まず、貧乏性の私がプレミアムクラスに乗るなんて修行でもやらなければ一生なかったと思います。プレミアムクラスというのは、日本国内の交通機関において最上級のサービスを受けることができます。最高のサービスを受ける前と後では世界の見え方が変わります。なにか、人生における余裕のようなものを得られた気がします。

 また、タッチ旅行や三角飛びのようなヘンテコな旅行も刺激的でした。飛行機というのはやはり乗るのにもそれなりにお金がかかりますから、飛行機で遠出するならできるだけ旅行先に長居することを考えるのが普通です。しかし、SINタッチや三角飛びというのは私の中では衝撃的でした。飛行機に乗るためだけの旅行がこの世にあるなんて…。私は「普通」であることがあまり好きではないので、SFC修行を知った瞬間、「やりたい!!」と強く思いました。今思えば、私の場合はスーパーフライヤーズカードを得ることを目的に修行をしたというよりも修行の経験自体が目的であってカードはオマケだったのかもしれません。

 

 さて、改めてみなさんが修行をしたいと思ったきっかけや目的を思い出してください。そして、解脱した後に飛行機に乗らない生活となっても満足できるでしょうか?

 

準備ができた方はANAのホームページに移動して次の休日の航空券を取りましょう!

検討を祈ります!

 

 

 

【今日の小ネタ】

ANAの機内には時刻表が常備されていて、CAさんに頼めば見せてもらえるよ~~!じゃあね~~!!

 

地方私鉄で駅員バイトしてたときの感想とか

皆さんこんにちは!

今回は私が地方私鉄でアルバイトで駅員をやっていた時のことを色々綴ろうと思います。やっていた当時から時が経ち、そろそろ色々時効だろ(?)と思っているので当時は言えなかった本音とかもポロッと入れておきます。

 

 

1.バイト駅員の仕事内容

「駅員ってバイトでもできるんですか?」と周りの知り合いからはよく言われました。首都圏ではJRや各私鉄で結構バイト募集しているので知っている方も多いかもしれませんが、地方だと社員だけで仕事が回ってしまうからなのか、なかなかお目にかかることが無かったりします。

 

1.駅員の仕事

まず、駅員の仕事は大別すると「輸送」と「営業」の2種類があります。輸送の仕事はポイント切り替えや信号・合図の表示など、安全に直結する仕事なので運転適性検査に合格した人しかできません。一方の営業は、きっぷの発売や改札、放送、案内などの接客の仕事です。バイトに任せられるのは営業の方です。営業と言っても別に訪問販売とかするわけではなく、単に鉄道業界では接客をそのように呼んでいるだけです。では、ここから具体的な営業の仕事を見ていきます。

 

2.バイト駅員の具体的な仕事

バイトの場合は会社によって採用時にどの仕事に従事するかがカッチリ決まっていたりそうでなかったりします。

1.出札

 旅客にきっぷを売る仕事です。JRでいうところのみどりの窓口的なところとか定期券発売所にいる人です。個人的なイメージですが、出札にいる人はベテランが多いと思います。発売は当然ですが払い戻しにも対応しなければならないし、きっぷに関する規則を熟知して適切に旅客に案内しなければなりません。でも逆に言えば覚えてしまえば淡々と処理するだけですのでバイトでもできなくはないと思います。ただ、他社線やバスとの連絡乗車券とか路線が入り組んでる会社は面倒くさそうだなとは思います。私は出札はやらなかったのでよくわかりませんが、イメージはこんな感じです。

 

2.改札

 改札口の脇にある窓口に居て乗り越し精算をしたり案内したりちょっとしたきっぷを売ったりする仕事です。基本的に自動改札機が処理してくれるので暇です。列車が到着したらザッっと旅客が下りてきて大体みんな勝手に改札機を通って出ていくけど、たまーに乗り越しがいたりするくらいです。日中や夜間はどのように時間をつぶすかということに一生懸命になります。

 

乗り越し精算でよくモメるのは、「改札を出ないで●●まで行って折返し戻ってきた」パターンですね。改札を出なければお金はかからないという認識が広くあるようです。しかし運賃は移動距離に対してかかっているので、改札を出ようが出まいが移動した分はお金をもらうというのが運輸業の商売です。ウチでは「タクシーに乗ってどっか行って降りずに帰ってきたらタダになるんか?(いや、ならない。)」という説得文句が代々使われていました。これで大体折れて払ってくれます。

 

また、よくモメそうなパターンとして「きっぷを失くした」というのがありますが、ウチでは再収受をせずに「今度から気を付けてね」と言って通してましたのでトラブルはありませんでした。再収受徹底主義の会社ではモメること必至です。

 

締切でお金が合わないとかあーだこーだっていうのはコンビニなどと同様にあります。そしてそれを揉み消す方法も代々教わるので大丈夫(?)です。地方企業の辞書にコンプライアンスの文字はありません。

 

3.放送

 基本的には駅務室からモニターを見ながらやっていましたが、時々何かの用事でホームに行くときはワイヤレスマイクを持って行ってたまたま列車が来たらホームで放送したりしてました。放送例文集がありはしますが、みんな適当に言っていましたね。1番線なんだか1番ホームなんだか1番のりばなんだか…。まぁ伝わればいいんです。大手になるとマニュアルが厳しいところも多いかとは思いますが、地方私鉄ならではのユルさだと思います。そういえば放送機器の周りにテプラで英語で「白線の内側にお下がりください」が書いてあったので、外国人が多いときはこのフレーズはみんな言ってましたね。その他は英語放送はできる人が好き勝手にやってたと思います。

 

4.案内

 「●●駅に行きたいけど何番線か?」

「××ホテルの最寄はどこか?」

「△△学校にはここからどのバスに乗ればいいのか?」

のような質問に答えます。自社線のことを除くと駅ごとに聞かれやすい項目が代々言い伝えられていたり、案内用の地図が準備されていたりするのでそれを使えば大丈夫。わかんないときは他の駅の詳しそうな人に電話して聞いたりしてました。自分の生活圏外の駅でもそれ程苦労はしなかったです。ただ、行ったこともないところを案内するのは心もとないので仕事終わりとかに実際歩いてみたりしてました。

 

 

5.体の不自由な方の介助

 会社によりけりみたいですが、ウチでは介助は社員さんがやってました。一応スロープを列車にかける訓練とかはやりましたが、実践は無かったです。

しかし、車いすで乗車したい等の希望があったときの降車駅や指令との打ち合わせはバイトでもやってました。この打ち合わせは間違うと事件になります。ウチでは乗車位置は統一されていましたので、気を付けるのは列車番号ですね。降りる駅で駅員がホームに居なかったら旅客が無理に降りようとして転落したり、乗務員が降車介助をして遅延が発生したりと問題があるので、営業の仕事の中では最も緊張感を持つ場面です。

 

6.忘れ物処理

 届けられた忘れ物は、遺失物台帳に拾得日時等を記載し、同じことを遺失物切符に書いたうえでそれを括り付け、翌日管理駅に送付していました。当時はパソコンで遺失物を管理とかしてなかったので、他駅の忘れ物を照会するときは電話して聞いてました。

 

列車内に忘れ物をしたという申告があった場合は終着駅に捜索依頼を電話でします。そこで見つかった場合、取り下ろされて旅客自身で取りに行ってもらいます。ウチの場合はかなり良心的(?)で、遺失物を取りに行く場合は運賃がかかりません。これも地方企業ならではの大らかさなのかなと思っています。大手各社がどうかは詳しく知りませんが。

 

 

7.異常時・緊急時対応

 緊急時なんて遭遇したことないですが、AEDの場所とか消火器の場所をたまに思い出すくらいです。

異常時も、都会のように毎日人身事故があるわけでもない地方私鉄ですから滅多にないです。私がいた中では線路に異物があったのが1件と車両故障が1件でした。非常に平和です。運転見合わせになったらバイトはひたすら放送ですね。事情を知らない旅客が次々と駅にやってきますので、現状を垂れ流し続けます。みんなそんなに急いでいないのか、大してクレームもありません。珍しいねぇ~くらいです。

 

どうでもいいですが、線路に異物があった件では駅の中で最初に異常に気付いたのは入社間もない私で、上司に報告したのになぜかスルーされてしまい、入線列車が場外で停止しているのに気付くのが遅れ、対応が後手になったという苦い経験があります。鉄道業界では若年者の発言が軽視されがちですが、異常時にはしっかり伝えなければなぁ…と思ったのでした。

 

8.勉強会

 2ヶ月に1回くらいきっぷの規則などの勉強会がありました。普段出札をやらないので定期券の問題とかは難しくて当時よくわかりませんでした。問い合わせが来たら出札に丸投げしてました…。

会社の施策などもここで知らされたりするので、鉄道会社の内部情報をイチ早くゲットできる機会でもありました。

 

2.バイト駅員の待遇

今はもっと上がっていると思いますが、当時は800円いってなかったですね。最低賃金よりは高いけど…という感じです。福利厚生は全区間乗り放題の職務乗車証と制服(バイト仕様)の貸与くらいですね。

勤務体系は日勤しかありませんでした。また、都会の私鉄でよく聞く飯当番制度もありませんでした(基本的に各駅ワンオペだから) 。

職場環境は割とよくて、一度退職したけど出戻りっていう人がバイト・社員含めてちょろちょろいました。

総合的に見ていい職場だったと思います。また機会があれば戻りたいくらいです。

 

3.バイト駅員は就職に有利か?

将来鉄道会社に就職したい方がこのバイトを選ぶことも多いかもしれません。業務経験がある点では有利だと思います。特にバイトで入ったところにそのまま契約社員や正社員になるのは何もないよりはハードルが下がると思います。社内にコネクションができるというのと、その会社で働いた実績があるってのが大きいですね。

他者の場合はそれほど有利にもならないかもしれません。同じ鉄道と言えど会社が違うと規則が違いますので、改めて覚え直すにあたって前職の知識が邪魔になるかもしれません。とはいえ、一旦駅員として身に付いたスキルはどの会社でも役に立つとは思います。

 

4.当時思っていた本音

最後に、駅員バイトだった当時、仕事をしていく中で色々思っていたことをここでぶちまけて締めようと思います。

 

 

客「●●駅は上り?下り?」

ワイ「上り」

客「上りってどっち番線?」

二度手間。

 

客「●●(主要駅)はどれ乗ればいいの?」

そこらへんにめっちゃ書いてるだろ。お前の目は節穴か?

 

客「1番線ってどうやって行くの?」

もう電車乗るの諦めろよ。

 

google mapを見せながら客「ここどうやって行くの?」

スマホ捨てた方がいいよ。

 

客「これ駅前の道に落ちてた!」

警察いけや。お前んちの前の道に落ちてたキーホルダーをお前んちに届けられたら迷惑だろ。

 

客「運賃高いね!」

じゃあ歩けや。

 

客電話「警笛うるさい!」

お前がそこに住んどるのが悪い。

 

客「子供連れて一周したいんだけど?」

ワイ「終点までのきっぷ買ってまたそこできっぷ買って…」

客「隣の駅まで買ってあっち行ってこっち行って隣で降りたらダメ?」

ワイ「ダメ」

客「山手線ではそれで一周できたよ?」

ワイ「(なんで知ってんねん。)ちな、それ一周したらアウトやで」

客「なんで?」

んなもんJRに聞けや。

 

IC非対応の改札機にSuicaを擦りつける客「どこにタッチするの?」

未対応で悪かったな。

 

Suicaを突っ込まれたIC非対応の改札機「ピンポーン!」

こんな分厚いの入るんやな。

 

券売機にて呼び出し

客「きっぷ出てこないんだけど!」

ボタン押してねぇじゃねぇか。

 

客「どっか旨い飯屋知らね?」

家で食うから知らんわ。

 

客「なんで精算機ないん?」

カネがねーんだよ。

 

券売機つり銭補充中

客「券売機1台使えねーぞ!ちゃんと使えるようにしとけや!」

タイミング悪すぎなんだが。

 

夏休み自由研究中の小学生「しつもんしてもいいですかー?」

ワイ「いいよー(ニッコリ)」

小「この駅は何人乗り降りするんですか?」

それは知らん。アポ取ってこい。(真顔)

 

御用の方はこのボタンを押してください「ピンポーン!」

呼ぶなや。

 

ワイ「まもなく1番線に列車到着です。白線の内側でお待ちください。」

観光客写真パシャパシャ~白線踏み付け~警笛パンパーーン!!列車減速~

死にてぇのか。

 

新聞で自社のニュースを見たワイ「まじか…出番じゃなくて良かった…」

 

他思いついたら追加します。

 

 

 

【今日の小ネタ】

鉄道会社のバイト探しは駅の掲示板とホームページチェックで見つかるよ~!じゃあね~~!!

JRの学割を101キロ以下で使う裏技

皆さんこんにちは!

今回はJRの割引にまつわる裏技をご紹介します。とにかく1円でも安くしたいという方は知っておくといつか役に立つかもしれません。なお、今回は学生割引を題材にしていますが同様の考え方が往復割引、身障者割、ジパング倶楽部等に応用できますので学生以外の方でも気になる方は読んでいってくださいね。

 

まず、JRの学割について簡単に概要を書いておきます。これは営業キロ101キロ以上の片道・往復・連続乗車券を購入する際、各学校で配布されている「学生生徒旅客運賃割引証」を提示すると運賃が2割引きになるという制度です。これだけ見ると100キロ以内の利用では学割の恩恵を受けられないような気もしますが、実は抜け道があります。

 

それは、実際に利用するのが100キロ以内であっても101キロ以上の乗車券を購入してしまうというものです。そうした場合、100キロ以内の無割引運賃よりも101キロ以上の2割引運賃の方が安くなるケースがあります。もちろん、実乗車区間が短すぎるとこの方法は使えませんが、90キロとかそれくらいであれば距離をあえてのばした方が安くなることがあります

 

JRでは内方利用、すなわち乗車券面に表示されている区間の中の一部だけ実利用するということは特に問題ありませんのでこのようなことができます。また、通常101キロ以上の乗車券は有効期間が2日以上になり、途中下車が可能です。目的駅に着いたらきっぷを駅員に渡さずに途中下車の申告をすることをお勧めします。自動改札機に通した場合は多分回収されずに出てくるとは思います。多分。

 

なぜもう使わないきっぷなのに途中下車にしておくかというと、もし翌日以降何か事故などがあって実利用しない区間が運休になった場合、途中下車駅から券面に表示されている目的駅までの運賃が払い戻される可能性があるからです。きっぷが手元にあればこのようなラッキー払い戻しに遭遇できる場合があります。

 

同様の考え方は、●キロ以上の乗車券類に対して適用される系の割引にも当てはめられます。往復割引なら片道601キロ以上ですし、身障・療育割なら101キロですね。

 

最後に一つ実例をお見せしておこうと思います。札幌-倶知安(くっちゃん)間の営業キロは100キロ以下で学割は適用できず、運賃は2100円です。これを2駅のばして札幌-ニセコ間にすると営業キロは101キロを超えるので、無割引運賃は2420円です。しかし学割が適用できますので、2割引で1930円となり、普通に買うよりも170円得することになります。

 

かなりセコい手な気もしますが、手間を惜しまない方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【今日の小ネタ】

JRでは基本的に複数の割引を併用できないけど学割と往復割は重複して利用できるよ~!!じゃあね~~!!

【札幌発ウラジオストク】だいたい4万円でヨーロッパ【PART3】交通手段編

皆さんこにちは!!

今回はウラジオストク観光の際の移動に関するお話を備忘録的に綴っておこうと思います。

 

 

1. 徒歩

 なんといっても基本になるのは自分の足ですよね。海外では歩道が無かったり信号機が信用できなかったりで怖い思いをすることもあります。

 ウラジオストクでは歩道や横断歩道、信号機、地下歩道などの設備が整っており、交通ルールも守られています。また、信号のない横断歩道が多いですが、渡りたいオーラを出せば、かなり交通量の多い道であっても車が止まってくれます。日本では信号のない横断歩道では車が途切れるまで待つ必要がありますが、ウラジオストクでは車が止まってくれるので日本よりも渡りやすいです。

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ウラジオストクの歩道や信号の整備は良好

 気を付けるとすれば、ウラジオストクでは右側通行なので渡る際は「左みて右みてもう一度左をみて渡る」ことを意識しましょう。慣れるまではちょっとヘンな感じですけど(笑)

 

2. バス

  ウラジオストク市内の移動で最も基本的なのはバスです。観光客が使うような主要路線バスは日本で言う地下鉄とか山手線くらいの感覚でやってきます。

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▲バスの時刻表。例えば60番は概ね2分から6分間隔で来る。

 どのバスに乗ればいいのかは以前紹介した「2GIS」というロシアの地図アプリをスマホに入れておけば大丈夫!!これはWiFiが使えない状況(例えば海外ローミングしないように機内モードに設定している場合)であってもオフラインで使用できる優れものです。現在地を示すGPSの機能はオフラインでも生きているので、目的地の場所をあらかじめ調べておき、その近辺にピンを指せば最寄りのバス停や乗るべきバスの番号、運行間隔、途中にいくつ停留所があるかなどを調べることができます。

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▲2GISはオフラインでも自分の位置や路線バス検索が使える

 日本のバスは乗降のない停留所は通過しますが、ウラジオストクの路線バスは必ず全ての停留所でドアを開けます。目的のバスが来たら後ろのドアから乗ります。近場なら運賃は均一(当時は23ルーブル)です。GPSを見ながら降りたいバス停が近づいてきたらなんとなく前の方に行ってドアが開いたら運ちゃんにお金を払っております。

 

 支払いは現金のみでICカードのようなものはありません。もし丁度23ルーブルが無くても適当に渡せばお釣りをくれます。二人分まとめて払いたい場合は「ドゥバー」と言いながら渡せばわかってもらえます。

 

 バスはなんとなく難しそうなイメージがあるかもしれませんが、日本のバスよりも使いやすいと思いますのでぜひチャレンジしてみてください!

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▲路線バスは後乗り前降りで運賃後払い。現金のみ。

 

3. 鉄道

 ロシアと言えばシベリア鉄道をイメージする方も多いのではないでしょうか。ここウラジオストクはモスクワまで続くシベリア鉄道の起点です。

 観光ビザを取っている方ならここから実際にモスクワまで行くこともできます。しかし、電子ビザを取っている場合は沿海州から出ることはできません。

 そのような方にはウラジオストク駅から空港駅までのアエロエクスプレスに乗ることをお勧めします。このアエロエクスプレスは途中までシベリア鉄道の線路を走りますので、帰りに空港に行く際は是非シベリア鉄道チョイ乗りを体験してみてください!

 ウラジオストク駅にはアエロエクスプレス専用の入り口がありますので、まずはそちらを目指します。

 

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ウラジオストク駅の空港行き専用入り口

 チケット売り場では行き先と人数を上手いこと窓口に伝えます。一人なら多分「アエロポルト、アジーン」とか言えばいいです。多分250ルーブルです。クレジットカードもOKです。レシート状のきっぷを貰えます。

 

 改札が始まったらホームに降りて適当に乗ります。発車後、車掌が車内改札に来ますのできっぷを見せます。あとは終点までのんびり景色を楽しめます。

 実はこの区間シベリア鉄道の中でも唯一海が見える貴重な区間です。そして途中で本線から分岐して空港方面に向かいます。

 

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▲アエロエクスプレスと車窓

 到着後は空港に入る前に荷物検査と金属探知機があります。車内である程度準備をしておくといいでしょう。

 

4. 路面電車

 ウラジオストクには路面電車が1路線運行されていますが、ウラジオストク駅などがある場所から少し離れたところにあるのであまり使う機会はないかもしれません。

 運賃はバスより少し安かったような気がします。車掌が来たら車掌に払えばよく、来なかったら降りるときに運転士に払えばいいです。運行頻度は待ってれば来る程度です。

 路面電車もバス同様全ての停留所に止まってドアが開きます。

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路面電車の車内


 

 

5. ケーブルカー

 鷹の巣展望台に行く途中にケーブルカーがあります。運賃は14ルーブルです。車掌がいるのでその人に払います。ロシアではケーブルカーが非常に珍しいらしく、全国に2ヶ所しかないそうです。そのうちの一つがここなのだそうで、記念に乗っておくといいと思います。

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▲ケーブルカーの車内

 

 今回はウラジオストクでの交通事情をまとめてみました。これらを使いこなして楽しい旅にしてくださいね!!

 

 

 

【今日の小ネタ】

ロシアの近郊電車はエレクトリーチカと呼ばれているよ〜〜!!じゃぁね〜〜!!