てくてく日記

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【2021年版】鉄道無線傍受を初心者がやるならこれが最強【アルインコDJ-X8 鉄道無線スペシャル】

  鉄道マニアなら誰しも一度は鉄道無線を傍受してみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、無線ってなんだか難しそうだし、どうしたらいいかよくわからない…。そんな方も多いはず。

 

 今回はそんな皆さんのために、実際に無線傍受を始めるまでをレクチャーします!!実際に駅に行って使ってみたレビュー動画もありますので気になる方はチェックしてみてください。

 

 

www.youtube.com

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▲無線受信機

ステップ1 鉄道無線傍受でできることを知る

 

 鉄道無線では、指令や列車乗務員、駅員、作業員の間での業務上のやり取りがされています。また、列車の接近を知らせる信号音が流れていたり、緊急時に列車を止めるための防護無線なども聞くことができます。平時では大した内容は流れませんが、ダイヤ乱れ時などは生々しい係員同士のやり取りをリアルタイムで聞くことができます。

 

 そんなものを部外者が聞いてもいいのだろうか?と思われるかもしれませんが、聞くことは法的に問題なく、免許も要りません。ただし、聞いた内容を他人に漏らしたりすることは法律で禁止されていますので、自分の心の中に留めておかなければなりません。また、無線で発信する場合も用途に応じた免許が必要です。

 

ステップ2 聞きたい会社の無線が聞けるかどうかを調べる

 

 どこの鉄道会社でも無線を聞けるのかというとそういうわけでもありません。そもそも路面電車など無線を使用していない鉄道会社があります。また、無線を使っていても聞けない会社もあります。無線には大きく分けてアナログ無線とデジタル無線があります。一般人が聞けるのはアナログ無線のみです。大都市圏のJRではデジタル無線化が進んでおり、一部路線で無線を聞くことができなくなっています。とはいえ、その一部を除いたJR線や私鉄線ではまだアナログ無線が使われています。

 

 自分が聞きたい会社の無線が聞けるかどうかを調べるには、本屋に行けばよいです。雑誌のホビーコーナーなどに「周波数帳」というのがありますのでそれで確認することができます。それを立ち読みするなり、もっとよく知りたい人は買ってしまえば良いです。

 

ステップ3 受信機を買う

 

 自分が気になっている鉄道会社の無線が聞けることを確認したら、いよいよ無線の受信機を購入します。しかし、ここが一番難しいところだと思います。無線機なんて触ったことは無いし、結構高そうだし、どれを選んでいいか分からないですよね。でも大丈夫です。無線の事をよく分からない人が鉄道無線を傍受したいときに買えばいい受信機は、

アルインコ DJ-X8鉄道無線スペシャ

です。普通は受信機を買ったら市販の周波数帳で聞きたい周波数を調べて自分で設定する必要があるのですが、このDJ-X8鉄道無線SPというのを買うと最初から国内の鉄道会社の無線周波数が登録されていてそれを選ぶだけで簡単に聞くことができます。周波数一覧表も付いてくるので、周波数帳を買う必要もありません。これをポチって届いたらその瞬間から鉄道無線傍受できる環境が整います。最強です。

 

ステップ4 聞きたいところに行く

 

 無線はどこでも聞くことができるわけではなく、ある程度通話されている場所に近づく必要があります。なので、駅に行くなり列車に乗車しながら聞くことになります。また、無線は通話されている瞬間以外は特に音はならないのでなにかやり取りがあるまで待つ必要があります。平時は特に連絡事項が無ければ何も通話が無かったりしますので辛抱強く待ちましょう。

 

 一般的に無線機は本格的に使用する前に通話試験を行いますので、始発列車が設定されている駅に行くと少なくともそれくらいは聞くことができると思います。

 

 ダイヤ乱れ時は様々な情報が飛び交うことになると思います。そういうときに受信機を持っていれば、運行情報をいち早く詳細に知ることができます。普段はお目にかかれない珍しい運用などの情報を掴んでいれば、それを撮るために待ち構えたり先回りしたりできるかもしれません。趣味の幅が広がるってもんですね!

 

 

 ここまで読んでみていかがでしょうか?意外と簡単そうじゃないですか?今回おススメした機種は2万円程と少し値が張りますが、それだけの価値はあると思います。皆さんもこれを機に是非、鉄道無線傍受生活を始めてみてはいかがでしょうか!