てくてく日記

鉄道と旅行が好きな人のブログ。たまに飛行機。

【札幌発ウラジオストク】だいたい4万円でヨーロッパ【PART2】空港からホテル編

皆さんこんにちは!今回は入国後からホテルチェックインまでの流れを見ていきます。

 

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ウラジオストク空港の様子

到着ロビーに出るころには既に20時を過ぎていました。何はともあれまずは現地通貨「ルーブル」を手に入れる必要があります。今回は楽天カードの海外キャッシングを使うことにしました。

詳しくはこちら→(楽天カードで海外キャッシング - てくてく日記)

ATMはこの時間でもちゃんと使えました。

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エスカレータの脇にATMがある

バス、電車などの交通機関は最終便も終わっています。というわけでタクシーを使うことになります。白タクの客引きが声をかけてきますが、見知らぬ土地で何があるかもわかりませんので正規のカウンターで手配してもらうのが吉かと思います。同じ便で来ていた日本人もほとんどカウンターに並んでいました。

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▲このカウンターでタクシーを手配してくれる

なお、基本的にカウンターでもタクシー車内でも思ったより英語は通じません。ホテル名や住所をキリル文字で見せられるように印刷なりスクショなりして持っておくと良いです。カウンターではギリ通じてもタクシーの運ちゃんはワン、ツー、スリーくらいが英語でできる意思疎通の限界なのでくれぐれもご注意を…。

 

しばらく走るとポツポツとウラジオストクの明かりが見えてきます。

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ウラジオストクの街明かり

今回宿泊するホテルに到着しました。

 

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▲今回宿泊したコロナホテル


ここは北朝鮮レストラン(北朝鮮人の出稼ぎ先)が隣接されています。宿泊客は中国人が多そうな感じがしました。ホテル内の売店の雰囲気は完全に中国でしたし、店番のおばちゃんも中国人でした。フロントでは英語はそこそこ通じる感じでした。「手厚いサービス」というものはありませんが、粛々と手続きされます。まぁ、数日過ごすだけなら特に問題ありません。

 

 

 

【今日の小ネタ】

ウラル山脈の西側がヨーロッパ、東側がアジアだよ~!じゃ~ね~!!
 

【札幌発ウラジオストク】だいたい4万円でヨーロッパ【PART1】準備と入国編

みなさんこんにちは!以前"7万円で0泊4日壮絶ニューヨークの旅"(ニューヨーク 8万円で0泊4日の旅!? - てくてく日記)をご紹介しましたが、今回はちゃんとホテルに泊まる人権のある格安旅行ですので、旅行初心者の方も安心してご覧ください(笑)

 

 

 

 さて、今回向かうのはなんとヨーロツパです!!あの憧れのヨーロツパ!!

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▲ザ・ヨーロッパな街並みが待っている!

これまで東アジアや中東、アメリカ、果てはアフリカまで行ったことのある私ですが、地味にヨーロッパは未踏の地でした。だって物価高そうだし航空券も高そうだし。貧乏性の私が後回しにするのも無理はないですね。

しか~し!!見つけましたよ。安そーなとこ。それこそ

ウラジオストク

なのであります!

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▲このへんにウラジオストクあるよ!

みなさんも名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。というか日本人に知っているロシアの地名を挙げろと言ったらモスクワ・サンクトペテルブルクときてウラジオストクが出るくらいの知名度じゃないかと推察します。人口60万人ほどで、日本に近いロシアの街の中ではそこそこ都会な方です。

 

ウラジオストクは割と知名度は高いのですが、ではあなたの周りで行ったことある人なんて聞いたことあるでしょうか?いたらその人はかなりレアです。

日本のパスポートは世界最強とよく言われるのですが、それは多くの国で観光ビザが免除されているからなのですが、ロシアは入国するためにビザを取る必要があります。しかも、ロシアのビザを取得するためには旅行会社を通じてバウチャーを発行してもらい大使館に行ってお金を払ってうんぬんかんぬん…といった信じられないくらい面倒くさい手続きが必要なのです。

だから、あなたの周りには台湾や韓国に行ったことがある人はいてもウラジオストクに行ったことがある人がいないのはそういう制度的な壁があるわけです。そのためロシアは"近くて遠い国"と言われることさえあります。

 

ところが!ここ数年で状況が変わってきました。2019年現在、極東ロシアの一部地域ではビザの手続きが簡易化され、オンラインで申請できて返事も数日で帰ってくる電子ビザが日本人向けに発給されるようになりました。しかも無料!その一部地域にウラジオストクのある沿海州が入っているわけです。これを用いると8日の間は地域内の自由旅行が可能です。

 

さらに、そういう流れに乗ってロシアの航空会社が日本線にそこそこ力を入れてくれています。今回は、2018年12月からウラジオストク(VVO) - 札幌(CTS)線に参入したウラル航空を使ってロシアに初潜入してみました。札幌からウラジオストクは大体2時間くらいでした。

 

費用

前置きが長くなりましたが、とりあえずかかった費用をざっと見てみましょう。

・航空券(CTS-VVO) 往復 3万5000円

・ホテル(コロナホテル:ウラジオストク駅からバスで5分くらい個室) 1泊あたり3200円

・その他食費とか諸々:1万円もかかってないくらい

計4万8200円くらい

 

食事をケチれば多分4万円で収まります。

 

移動手段

・徒歩

ちゃんと歩道が整備されているので歩きやすい。信号のない横断歩道では、歩行者が渡りたそうにしていると車は止まってくれる。

 

・バス

市内移動は主にこれに頼ることになる。とりあえず観光客が行きたいようなところには大抵バスが走っているので困らない。メイン路線なら5~10おきにポンポン来るので、日本で地下鉄に乗るくらいの感覚で待ってりゃ乗れる感じ。乗降客がいなくても必ず各バス停に止まる。運賃はどこまで乗っても23ルーブル(だいたい42円)。

 

・タクシー

あんまり乗ってないのでよくわからない。英語は通じない。

 

・鉄道

市内移動の手段にはならない。路面電車もあるが実用的ではない。

 

持っていくもの

・パスポート

当たり前。

 

・印刷した電子ビザの紙

印刷しなくても、スマホで見せればいいんでしょと思って印刷していないとヤバいです。空港のカウンターで「今すぐコンビニ行って印刷してきてください!」と言われてる人いました。必ず印刷して持っていきましょう。

 

・コンセント変換器

日本とは型が違うので変換プラグは必須。変圧器は無くてもスマホの充電とかはできる。

 

・地図アプリ"2GIS"

ロシアの地図アプリ。地域ごとの地図データをあらかじめダウンロードしておけばオフラインでも使用することができる。GPSは生きてるので現在地はわかるし、バスのルート案内も使えて非常に重宝した。これはロシアに行くなら絶対に持っておくべき。もう一度言うが、絶対に持っていくべき。

「2GIS – Offline maps」をApp Storeで

https://play.google.com/store/apps/details?id=ru.dublgis.dgismobile&hl=ja

 

・クレジットカード

クレジットカードは大抵どこでも使える。キャッシングするのにも必要。ただ、キャッシュレス化の波は特に感じなかったので現金がいい人はそれでも良いと思う。治安も悪くないので過度に気を使う必要もない。

 

・ガイドブック

個人的には荷物になるので不要なのだが、街中では地球の歩き方Platという白い本を持っている日本人をよく見た。必要十分な内容のようで、とりあえず何か持ってないと不安な人にはいい一冊かもしれない。

 

語学について

後々備忘録として別の記事でまとめようと思っていますが、ウラジオストクでは基本的に英語が通じにくいです。街中の表記もキリル文字なので、事前に或いは移動中の飛行機の中でキリル文字の読み方、簡単な挨拶と数字の言い方くらいを覚えておくとかなり役立ちます。

ベトナムやマレーシアでは独自の言語はありますが表記はラテン文字なので地名の発音くらいならカンでわかります。しかしキリル文字は見た目こそ似た文字もありますが発音はラテン文字のそれとは異なるので全く知識がないと苦労すると思います。

 

現地に着いてから

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ウラジオストク国際空港

入国審査

基本的に何も聞かれません。ウラジオストク空港の入国審査場は、中央の1レーンだけはロシア住民専用なのでそこには並ばないようにしましょう。気づかない客が並んでいたりしますが、係員から他のレーンに移れといわれて並び直しになります。

 

というわけで、次回から本格的に入国後の話をしようと思います。旅に有益な情報も交えながらウラジオストク事情をお伝えしていきますのでお楽しみに~~

 

 

 

 

 

【今日の小ネタ】

ウラジオストクのことをウラジオと略したりシャレた感じでウラジオストックとか言ってる人いるけど、本当はロシア語チックに言うとヴラヂ・ヴァストークなんだよ~~じゃあね~~

【備忘録】札幌で円からルーブルに外貨両替するなら

 

 みなさんこんにちは!今度のゴールデンウィーク10連休は極東ロシア"ウラジオストク"に行く予定なのですが、到着が夜になるということもあり、事前に日本でちょっと両替しておくことにしました。

 

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ルーブル

 

 今回は札幌市内をうろうろして入手した情報を共有しておこうと思います。足を運んだのは"北海道銀行外貨両替プラザ"、"大黒屋"、"トラベレックス"の3店舗です。そんなに徹底的に調べたわけではないので、実はもっといいところがあるかもしれませんので、その時はコメントで教えてください!

 

 

北海道銀行外貨両替プラザ

おすすめ度:★★★★★

ロケーション:地下鉄大通駅直結

レート: 1ルーブル → 2.25円

最低額紙幣:1000ルーブル

接客:非常に良い

 

札幌でルーブル両替するならほぼここ一択!そもそもルーブルを取り扱っている場所がないので、選択肢自体が少ないのですが…。レートは札幌駅周辺で最安(といっても割高感はあるが…)だし、接客も非常に気持ちよかったのでまた使いたいと思いました!

 

大黒屋

おすすめ度:☆☆☆☆☆

ロケーション:地下鉄大通駅周辺

レート: ルーブル取扱無し

接客:???

 

格安での外貨両替と言えば金券ショップが思い浮かんで行ってみたものの、ルーブルの取り扱いがありませんでした。まぁ、置いてても売れないだろうし想定の範囲内でしたが…。ドルとか人民元が必要になったときには再訪しようかと思います。

 

トラベレックス

おすすめ度:★☆☆☆☆

ロケーション:札幌駅周辺

レート: 1ルーブル → 2.56円(割引適用で2.54円)

接客:悪い

 

札幌駅周辺で様々な通貨を取り扱ってる店と言えばココ!しかしレートは高いし、各種割引はどれも0.02円安くなるだけ。接客もいい雰囲気とは言えない…。レートが安いならまだしも…。思わず「じゃあいいです」と言ってしまいました…。もう二度と使いたくありません。

 

まとめ

ということで、札幌で円からルーブルへの両替は北海道銀行外貨両替プラザ一択という結論になりました!ちなみに今回は4000ルーブルに両替してもらいましたが、北海道銀行(1ルーブル2.25円)なら9000円で済みますが、もしトラベレックス(1ルーブル2.56円)なら10240円もかかってしまいます。

 

まぁ、一番いいのはやはり現地についてからATMでキャッシングするのがいいとは思いますが、空港のATM全滅という可能性もあるので最低限は持っていた方がいいと思います。

 

極東ロシアでは日本人に対する電子ビザ利用可能地域が増えており、今後韓国や台湾のような感覚でロシアに行く方も多くなると思います。そんなとき、国内で両替するのであれば結構店によってレートが違ったりしますので色々見比べてみてください!

 

 

 

 

 

 

JR北海道が運休になったときに新千歳空港から札幌駅に行く方法

この記事は新千歳空港駅の改札で列車の運休を知り、

おいなんで運休してんだ!急いでるんだけど!!どーやって札幌行けばいいのよ!!

と言う人向けに私の経験とネット上の情報を参考に札幌駅に最速で着く方法を考えます。なお、札幌から新千歳空港に向かう際中の方は逆方向になりますが考え方は一緒です。

 ※この記事によって何らかの不利益を被ったとしても責は負いかねますので、最終的には自己責任で…。

 

 

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快速エアポート

1.状況把握

 まずは状況を把握しましょう。新千歳から札幌へ行くには、JR、高速バス、タクシーがあります。通常の所要時間は JR < タクシー < 高速バス なので、JRがすぐに完全復旧するようならJRに乗った方が早いです。なので、まずJRの復旧を待った方がいいのか、或いはJRを諦めて他の交通機関での移動を考えるべきかの見極めについて述べます。なお、この先はJRか高速バスかの2択を前提としていますので、タクシーに乗るお金がある人はタクシーで行くといいと思います(笑)

 

発生区間フローチャート

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快速エアポートの路線図(赤字が停車駅)

 上の路線図は快速エアポートの路線図です。今、電光掲示板や放送で、どの区間で事象が発生しているか案内されていると思います。上記路線図と見比べてどの区間かを確認してください。概ねの考え方は、発生した区間

①小樽~手稲:ほとんど関係ない

手稲~札幌:あまり関係ないけど運休列車によっては他の交通機関検討

③札幌~新千歳空港:他の交通機関を検討した方がいいかも

というところでしょう。の場合は30分以内に列車が動く可能性が高いので情報収集しつつ列車を待った方がよいでしょう。の場合は運休が長引く可能性があるので、次の原因別フローチャートに進んでください。

一応補足しておくと、快速エアポートは日中毎時4本出ていますが、うち2本が小樽直通、うち2本が札幌止まりです。さらに、手稲には快速エアポート車両基地があります。の場合は新千歳空港~札幌間で折返し運転ができるので、運休列車が出ていたとしても完全に運転見合わせになる可能性は低いです。

 

原因別フローチャート

 列車が止まっている原因によって復旧状況も変わります。なお、大雨、大雪、強風、台風、地震などの天災の場合は他の交通機関も動かない可能性が高いので素直に諦めた方がよいでしょう。

①多分すぐ復旧する(15分以内くらい)

→動物と衝突 架線にビニール付着

②しばらく時間がかかる(1~2時間以内くらい)

→人身事故 電気設備障害 踏切事故 

③いつまでかかるかわからない

→車両不具合 ポイント障害  信号トラブル

 

の場合は少し待てば運転再開になると思うのでそのまま列車を待ちましょう。

の場合は運転再開まで時間がかかるので発生直後なら高速バスに切り替えましょう。発生から1時間以上経っているなら、もうすぐ再開するかもしれないので列車を待つのもアリでしょう。

の場合は判断が難しいです。発生した原因によってはすぐに再開になることもあるし、長引くこともあるようです。発生してすぐであればもう少し様子を見るべきです。発生からしばらく時間がたっているのに運転再開しない場合は、たとえ運転再開したとしても普段通りの速度で動かない可能性が高いので高速バスに切り替えるとよいでしょう。

 

 

2.高速バスの乗り方

 知らない土地でバスに乗るというのは不安なものです。でも大丈夫。新千歳空港から札幌駅までのバス移動に必要なことは書いておきます。

 

支払いについて

 支払いは基本的に現金精算のつもりでいた方がよいです。(新千歳空港~札幌市内の高速バスは中央バスと北都交通の共同運航ですが、北都交通ではICカードが利用できません。なので不慣れな人は現金のつもりでいた方がいいです。)カウンターではクレジットカードで乗車券を購入することもできますが、どうせJRからあふれた客がいっぱいいるので、とっとと乗れるバスに乗るのが得策でしょう。

 

どこからバスに乗ればよいのか?

 到着ロビーのある1階のバス乗り場です。

 

どのバスに乗ればよいか?

 一番オーソドックスなのは、『札幌都心行』のバスに乗って『札幌駅前』で降りるパターンだと思いますが、こういう時は大概ごった返してバス乗り場が行列になっているものです。そこで、それ以外の方法で札幌駅(から徒歩10分圏内)に辿り着く方法を考えます。

 

『地下鉄大谷地駅行』乗車→『地下鉄大谷地駅』下車→地下鉄東西線『宮の沢行』乗車→『大通駅』下車(札幌駅まで徒歩10分)

『地下鉄北24条駅行』乗車→『地下鉄麻生駅』下車→地下鉄南北線真駒内行』乗車→『さっぽろ駅』下車

サッポロビール園行』乗車→『地下鉄環状通東駅』下車→地下鉄東豊線『福住行』乗車→『さっぽろ駅』下車

『円山バスターミナル行』乗車→『南郷18』下車→地下鉄東西線『宮の沢行』乗車→『大通駅』下車(札幌駅まで徒歩10分)

『北9条西14丁目 桑園行』乗車→『南郷18丁目』下車→地下鉄東西線『宮の沢行』乗車→『大通駅』下車(札幌駅まで徒歩10分)

『地下鉄真駒内駅行』乗車→『地下鉄真駒内駅』下車→地下鉄南北線『麻生行』乗車→『さっぽろ駅』下車

『地下鉄宮の沢駅行』乗車→『地下鉄発寒南駅』下車→地下鉄東西線『新さっぽろ行』乗車→『大通駅』下車(札幌駅まで徒歩10分)

 

いずれも地下鉄代がかかってしまいますが、私なら行列に並ぶよりもちょっとお金かかってもこういう裏ルートを使います。

 

どうでしょうか、無事札幌駅に辿り着けそうでしょうか?皆さんの幸運を祈ります!

 

 

 

 

 

<今日の小ネタ>

就航率(多分欠航しない率のこと)は新千歳空港よりも旭川空港の方が高いよ~!じゃぁ~ね~!!

 

楽天カードで海外キャッシング

 みなさんは海外で現金をどうやって手に入れていますか?私は今まで新生銀行の国際キャッシュカードを使っていました。ところが、ついにこの国際キャッシュカードサービスが終了するということで、新しい方法を考える必要が出てきました。

 

 そこでこの度、クレジットカードの海外キャッシングを使ってみることにしました。調べるうちに、「キャッシング枠の設定をしなければならない」ことと「カードによっては海外キャッシングの場合は強制リボ払いになるものがある」ということがわかりました。私は楽天カードを主に使っているので、楽天カードを持って行くことにしました。

 

 

 キャッシング枠の設定ですが、私は今まで0万円だったので、楽天カードのサイトから手続きをしました。結構出国ギリギリの申請だったのですが、私の場合次の日には審査が完了していました。

 

 楽天カードは、海外キャッシングの場合強制リボ払いになると言う話もチラホラ見かけましたが、2017年からは海外キャッシングでも1括になるという情報を得ましたので、この点も問題なさそうです。

 

実際に使ってみたところ、ちゃんとご利用明細には1括払いと書いてありました!ということで、これから海外で楽天カードを使うという方も安心して使えますね!

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▲海外キャッシングが一括払いになっている

皆さんも、便利な海外キャッシング使ってみてね~

 

 

 

<今日の小ネタ>

以前のマルスには韓国高速鉄道(KTX)プサン-ソウル間を発券する機能がついていたよ!じゃぁ~ね~!!

南アフリカの近郊列車は安全か?

みなさんこんちくわ!前回は南アの寝台列車に関して書きましたので、今回は近郊列車についてお話ししようと思います。

 

 南アの近郊列車は”metro rail”と呼ばれています。ヨハネスブルグの空港連絡鉄道の”Gau Train”とは別物でもっとローカルな感じです。メトロレールは南アの主要都市で運行されています。

 

メトロレールはヨハネスブルグでも当然運行されていますが、治安レベルはサイアクらしいです。ヨハネス在住の方ですら乗りたくないと言っていました…。泊まっていた宿の近くにもメトロレールが通っていたのですが、目を疑う状況でしたねぇ…。観光客は絶対に乗ってはいけません。

 

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▲乗客がはみ出ているヨハネスメトロ

 

 ヨハネスでは流石に乗りませんでしたが、私はケープタウンで実際に乗りましたので、以下ではその時の話をします。

 

 ケープタウン駅から喜望峰の最寄り駅であるサイモンズタウン駅まで乗りました。実は私が南アに来たのはこの路線に乗るためでした。

 

前回の記事で駅周辺の治安は一般的に良くないと書きましたが、日中のケープタウン駅周辺は活気があって死ぬほど危険という感じはしなかったです。ケープタウン駅で往復の切符が買えるようなので往復分、一応一等車の切符を買っておきました(一等と二等がある)。

 

 ホームに行くと、綺麗に落書きされたアヤシイ電車が止まっていました。一等車がどれだかよくわかんないので結局適当な車両に乗りました。でもまぁ車内はソコソコ綺麗ですし、ホームと反対側のドアがパカパカ開いたり物売りのオバちゃんが歩き回ってる以外は普通の電車でした。観光客っぽい人も乗ってたし、問題なかったです。

 

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▲落書きいっぱいのケープメトロ

 途中から電車は海沿いを走ります。綺麗な景色で感動しました。途中どっかの駅に着いた時、「みんな降りてバスに乗り換えてね」的な放送が流れてその通りにしました。どうやら工事かなんかやってるっぽい。てことでバスで終点のサイモンズタウン駅に着きました。

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▲海沿いを走るこの区間の景色は最高

 色々やって夕方復路に乗るんですが、駅で待っていると「工事やってるから次の列車は運休するね。みんな次の次の電車に乗ってね」という放送が流れました。当初の予定では17時ごろ、まだ日が暮れないうちにケープタウン駅に戻る予定でしたが、次に乗ると着くのが18:30頃になります。もう日も暮れて薄暗い頃です。青ざめましたわ。しかし仕方ないので諦めてそれに乗ります。車内は結構暗いし、突然歌い出す客はいるしでなかなか怖かった…。ケープタウンに着いたらもう暗くて、街中誰も歩いてないし空気は悪かったです。帽子を深く被り、早足でとにかく早く人通りのある場所に抜けようと必死でした。

 

 幸いにも、この時は何事もなく宿まで帰れましたが、あの時襲われていたら誰も助けてくれないし、殺されても文句は言えなかったと思います。このケープタウン駅からの帰り道が一番怖かったです。

 

 

 結論ですが、この路線に関しては列車内は安全度は低くはないと思われるが、日没後の駅周辺の治安には不安がありそうです。また、聞いた話ですが休日は列車内も人が少なくなり治安は良くないらしいです。

 

 

 

今日の小ネタ

日本ではホームがないところでドアを開けると上司にこっぴどく怒られるらしいよ!!じゃぁ~ね~~!!

南アフリカの寝台列車は安全か?

 みなさんこんにちは。今回は南アフリカ寝台列車に乗った時の状況について話します。2014年当時の状況ですので、色々変わっていることはあるかもしれませんけどね。当時、ショショローザメイルに関する日本語の情報はほぼ無く(現在もどうか知りませんが)、治安状況に不安を抱いていました。ちなみに男一人です。

 

 南アフリカ寝台列車といえば『ブルートレイン』が有名ですが、そこまでリッチじゃないので、ヨハネスブルグケープタウン間のエコノミーな寝台列車である『ショショローザメイル(shosholozameyl)』を利用しました。客室は4人コンパートメントの寝台でした。運行スケジュールは、1日目の12:30にヨハネスを出て、2日目の15:30にケープタウンに到着するというものでした。

 

 ところで、ヨハネスブルグが世界で最も治安の悪い街の一つであることは有名ですが、ヨハネスの中でも地域差があるようで、一番危険なのがパークステーション(つまりわしが列車に乗る駅)周辺らしいです。で、私の手元には予約確認書みたいなのがあり、これをパークステーション内のどっかで本当の乗車券に引き換えて乗り込むというシステムになってました。その予約確認書には

「パークステーション周辺はヤバいから、ぜーったい車で駅の中まで送ってもらってね!!」

と書いてありました。この時点でかなりビビってます。で、泊ってた宿の人に頼んで車を手配してもらいました。道中で、

 

わし「おっちゃん、この辺そんなにヤバいの…?」

 

と訊いたら

 

運ちゃん「あぁ、DANGEROUSだ…。駅の中でも、誰とも口を利くな。」

 

と。もう緊張度MAXです。車の中から見てる分には街は穏やかだし青空はきれいなんだけど、地元の人でさえそう言うってことはやはりそうなんだろう。

 

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▲不穏な雰囲気のヨハネスブルグパークステーション

 

いよいよパークステーションが近づいてきた。だが、怖気づいて全然車から降りれない…。見かねた運ちゃんが

 

運ちゃん「よーし、じゃあついて行ってやるか?」

 

っつって一緒に来てくれた。駅の中は、薄暗かった気がするけど怖すぎてあんまりちゃんと覚えてない…。本当は駅の中で食糧を買い込むつもりだったけど、そんな余裕はなかった。おっちゃんが切符の受け取りとかもしてくれてホームまで来てくれた。マジでありがとうおっちゃん…。チップ取られたけど、「もういくらでも払うよおおぉぉぉ~~」と思いながらランド渡しておいた(笑)

 

 列車に乗り込んで改めて見てみると、ホームも薄暗く、列車とホームの間には物々しい鉄柵が立っている。コンパートメントには自分が一番乗りで、あとの3人はどんな人になるのかわからず、また不安が押し寄せる…。列車強盗とかよく聞くしね。

 

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▲鉄柵がそびえる不気味なプラットホーム

 

 一人目がやってきた。彼は白人でも黒人でもないおじちゃんだった。彼は後に食い物やビールをくれた良い人だった。

 二人目がやってきた。彼は白人で生粋のヨハネスっ子の青年。結構頭良さそうで、ちょっと小難しい話題の話を振ってくる、良い人だった。

 三人目がやってきた。彼もまた白人でも黒人でもないおじちゃん。すんげーーしゃべるのがゆっくりで、英語はペラペラ話さなきゃいけないと思っていたわしの考えをひっくり返してくれた、良い人だった。

 

 結局、列車の中はものすんごく安全でした。んで、夜中に先行列車の故障のせいで3時間足止めされたけど、ビール飲みながら南十字星はアレだとかいいながら楽しく過ごしました。

 

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ケープタウンが近づく…

 

 さて、車窓からテーブルマウンテンが見え始めたころ、つまりケープタウン到着が近づいた頃、また私は不安に駆られることになります。当初の予定では15:30に着くはずが、先述の3時間の遅れのせいで18:30到着になりました。もう日は暮れ始めています。ケープタウン駅周辺の治安については良い噂は聞きません。先ほどの頭のよさそうな青年に、

 

わし「ねぇ、ケープタウンって大丈夫なのかい?」

 

と訊いたら

 

青年「キミは"あの"ヨハネスから来てるんだから大丈夫さ!」

 

との返し。確かにね。そういわれると大丈夫な気もしますが、不安っちゃ不安。しつこくしてたら、

 

青年「じゃー駅でタクシー拾ってあげようか」

 

と言ってくれた。おぉおおおマジThanks!ということでお言葉に甘えました。タクシーから見た感じでは、観光客も結構いるし、死ぬほど危険って雰囲気ではなさそうでしたがね。

 

 結論ですが、

ショショローザメイルの列車内は特に危険ではありませんが、駅周辺の危険度が高い

という話でした。まぁでも南アでは宿に頼めば車の手配はしてくれるし、南ア人は基本的に優しいので何とかなります。ただ、くれぐれも気を抜いて殺されるということのないようにしましょうね。「意外と大丈夫やん!」と思った時が一番危険だと思います。

 

 

 

【今日の小ネタ】

南アフリカの鉄道は英国式だから左側通行だしゲージ幅は1067mmだよ〜〜じゃ〜ね〜〜