【札幌発ウラジオストク】だいたい4万円でヨーロッパ【PART3】交通手段編
皆さんこにちは!!
今回はウラジオストク観光の際の移動に関するお話を備忘録的に綴っておこうと思います。
1. 徒歩
なんといっても基本になるのは自分の足ですよね。海外では歩道が無かったり信号機が信用できなかったりで怖い思いをすることもあります。
ウラジオストクでは歩道や横断歩道、信号機、地下歩道などの設備が整っており、交通ルールも守られています。また、信号のない横断歩道が多いですが、渡りたいオーラを出せば、かなり交通量の多い道であっても車が止まってくれます。日本では信号のない横断歩道では車が途切れるまで待つ必要がありますが、ウラジオストクでは車が止まってくれるので日本よりも渡りやすいです。
気を付けるとすれば、ウラジオストクでは右側通行なので渡る際は「左みて右みてもう一度左をみて渡る」ことを意識しましょう。慣れるまではちょっとヘンな感じですけど(笑)
2. バス
ウラジオストク市内の移動で最も基本的なのはバスです。観光客が使うような主要路線バスは日本で言う地下鉄とか山手線くらいの感覚でやってきます。
どのバスに乗ればいいのかは以前紹介した「2GIS」というロシアの地図アプリをスマホに入れておけば大丈夫!!これはWiFiが使えない状況(例えば海外ローミングしないように機内モードに設定している場合)であってもオフラインで使用できる優れものです。現在地を示すGPSの機能はオフラインでも生きているので、目的地の場所をあらかじめ調べておき、その近辺にピンを指せば最寄りのバス停や乗るべきバスの番号、運行間隔、途中にいくつ停留所があるかなどを調べることができます。
日本のバスは乗降のない停留所は通過しますが、ウラジオストクの路線バスは必ず全ての停留所でドアを開けます。目的のバスが来たら後ろのドアから乗ります。近場なら運賃は均一(当時は23ルーブル)です。GPSを見ながら降りたいバス停が近づいてきたらなんとなく前の方に行ってドアが開いたら運ちゃんにお金を払っております。
支払いは現金のみでICカードのようなものはありません。もし丁度23ルーブルが無くても適当に渡せばお釣りをくれます。二人分まとめて払いたい場合は「ドゥバー」と言いながら渡せばわかってもらえます。
バスはなんとなく難しそうなイメージがあるかもしれませんが、日本のバスよりも使いやすいと思いますのでぜひチャレンジしてみてください!
3. 鉄道
ロシアと言えばシベリア鉄道をイメージする方も多いのではないでしょうか。ここウラジオストクはモスクワまで続くシベリア鉄道の起点です。
観光ビザを取っている方ならここから実際にモスクワまで行くこともできます。しかし、電子ビザを取っている場合は沿海州から出ることはできません。
そのような方にはウラジオストク駅から空港駅までのアエロエクスプレスに乗ることをお勧めします。このアエロエクスプレスは途中までシベリア鉄道の線路を走りますので、帰りに空港に行く際は是非シベリア鉄道チョイ乗りを体験してみてください!
ウラジオストク駅にはアエロエクスプレス専用の入り口がありますので、まずはそちらを目指します。
チケット売り場では行き先と人数を上手いこと窓口に伝えます。一人なら多分「アエロポルト、アジーン」とか言えばいいです。多分250ルーブルです。クレジットカードもOKです。レシート状のきっぷを貰えます。
改札が始まったらホームに降りて適当に乗ります。発車後、車掌が車内改札に来ますのできっぷを見せます。あとは終点までのんびり景色を楽しめます。
実はこの区間はシベリア鉄道の中でも唯一海が見える貴重な区間です。そして途中で本線から分岐して空港方面に向かいます。
到着後は空港に入る前に荷物検査と金属探知機があります。車内である程度準備をしておくといいでしょう。
4. 路面電車
ウラジオストクには路面電車が1路線運行されていますが、ウラジオストク駅などがある場所から少し離れたところにあるのであまり使う機会はないかもしれません。
運賃はバスより少し安かったような気がします。車掌が来たら車掌に払えばよく、来なかったら降りるときに運転士に払えばいいです。運行頻度は待ってれば来る程度です。
路面電車もバス同様全ての停留所に止まってドアが開きます。
5. ケーブルカー
鷹の巣展望台に行く途中にケーブルカーがあります。運賃は14ルーブルです。車掌がいるのでその人に払います。ロシアではケーブルカーが非常に珍しいらしく、全国に2ヶ所しかないそうです。そのうちの一つがここなのだそうで、記念に乗っておくといいと思います。
今回はウラジオストクでの交通事情をまとめてみました。これらを使いこなして楽しい旅にしてくださいね!!
【今日の小ネタ】
ロシアの近郊電車はエレクトリーチカと呼ばれているよ〜〜!!じゃぁね〜〜!!