てくてく日記

鉄道と旅行が好きな人のブログ。たまに飛行機。

【JR北海道】H100形に乗った感想とか

みなさんこんにちは!

2020年3月14日のダイヤ改正に伴って函館本線の山線区間では従来のキハ40やキハ150に代わってH100形と呼ばれる新型気動車が導入されました。今回はそれに乗った感想とか気づきを載せます。

 

小樽→倶知安間の後面展望動画でも聞きながらご覧ください。

 

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▲H100形の外観

H100形の基本設計はJR東日本のGV-E400系気動車が基になっており、そこから北海道用に多少仕様変更が加えられているようです。私は東の事はよく知らないので何が違うのかはよくわかりませんが…。

また、今回私が乗車したのはH100-1という量産先行車ですので、量産車とは何か違いがあるのかもしれませんが何が違うのかよくわかりません。

 

ここからはとりあえず目についたものをご紹介します。

まず、前面のLED案内板には列車種別と行先が表示されていました。種別の方はスペースが狭く、「普通ワンマン」がスクロールしていました。側面の表示器は確認していません。

 

次に、本形式では旅客用のドア開閉ボタンが設けられました。733などと同様に外側に開、内側に開閉があります。押し心地は733のそれに近いカチッっという感じです。

各停車駅では半自動扱いで、ドアは自動で開きません。函館本線の函館-新函館北斗間の733系での運用と同じです。そのため、ダイ改当日は恐らく本社社員と思われる方がドア案内役として乗務していました。とはいえ、本区間には既にドアボタンのついているキハ201系も走っているし、乗客も札幌圏の電車にも比較的乗り慣れていると思われるのであまりドアボタンに戸惑っている人はいなかったような気がします。

なお、ダイ改後の本区間キハ201系での場合の扱いがどうなるのかはわかりません。ダイ改前は各駅全ドア自動扱いでしたが、半自扱いになっているのでしょうか…?情報求ム…。

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▲ドア開閉ボタン

 

次に車内接客設備について。お話しします。

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▲H100形の車内

パッと見733系かな?と思うくらい733っぽい配色です。セミクロスシートになっており、クロス部は海側が1人、山側が2人掛けです。座り心地は固めで、フカッっという感じではないです。小樽-倶知安ならいいですが、長万部まで乗り通そうと思うと厳しいものがあるかもしれません…。

また、写真の通りお手洗いが広いです。中は見てませんが、デカいですよね…。

ユニバーサルデザインを意識していてまぁいいかと思う一方、乗降口には1段ステップがあります。構造上仕方ないのでしょうね…。

運賃表示器は、前面のは確認し忘れましたが後面は稼働して次駅表示などが出ていました。

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▲運賃表示器(後面)

また、H100形では車内放送にも変更がありました。英語放送は相変わらずですが、日本語放送が札幌市電の人になっていました。文面は大きく変更されていませんが、なぜ今までの人がリストラされてしまったのかは謎です…。

 

最後に走行音について。発車時はエンジン音の中にほのかにVVVFの音を立てながら、加速します。減速時はモーターの音はあんまり聞こえないです。また、乗った位置が悪かったのか何が原因かよくわかりませんが暖房使用時にボックスに座った場合モーター音は全く聞こえませんでした。暖房のせいなのか、はたまたモーター直上じゃないと聞こえにくいのか、よくわかりません…。

いずれにせよ、山線でモーター音が聞けるというのは中々新鮮な体験でした。

 

だいたいこんなもんでしょうか。

これから3連休が控えており、COVID-19騒ぎの中でもこれから18きっぷで北を目指す方もいらっしゃると思います。是非その際は山線でH100形に試乗してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

【今日の小ネタ】

H100形は朝の然別行きなら札幌-小樽間でも(多分)乗れるよ~!じゃあね~~!!